2012年12月18日 (火)

ラッキーの看病記2

ラッキーを家に連れて帰ったその日から、1日2回の点滴、数回の強制食餌を始めました。意外なことに点滴にはすぐに慣れることができました。おっかなびっくりするのではなく、迷いなく針を刺した方が刺される方も痛くない、というアドバイスに従っただけですが。

でも、強制食餌は辛かった....
力なくいやがるラッキーの前足をつかみ、無理矢理口に注射器を持っていき....
本当は食べたくないんだろうなあ。このフードも美味しいのかどうだか....
でも、生物には栄養補給が必要だし。
ママはまだまだあきらめていないんだよ〜。
ラッキー、頑張れ〜♪なんて言いながら、食べさせていました。
数日後には、ラッキーの’目’に力が戻っていることに気づきました。本当、勘違いではなく、ちゃんと私のことを見てくれる目に戻っていたのです。
ひょっとして、快復しようとしているの?と、看病にも力が入ってきました。
病院に連れていくと、先生も同じ意見。
「今にも、食べそうな顔つきになりましたね。」
と。
そこで、スープ仕立てのフードを与えてみましたが、結果はNG。匂いをかぐけど、食べてくれない。ほんの1口なめれば良い方....
先生がサンプルをくださったり、猫ちゃんに人気のブランドを教えてくだったので試しましたが、ほとんどが無駄になりました。
ある日、その日は特に体調が良さそうな感じでした。
体調崩してから、ほとんど動かなかったラッキーでしたが、その日は私のそばに寄って来たのです。
「ひょっとしたら!」
とひらめいて、そのまま近所のスーパーに走りました。
買ったのはまぐろのお刺身。’特選’と書いてある赤身。
すぐにラッキーに与えてみました。
すると、ゆっくりながらも、ぱくぱく食べ始めたのです。
1切れ、2切れ....なんと、1パック全て!!!
3週間ぶりの自発的な食事。
嬉しい〜〜〜♪
この子はやっぱり奇跡の猫だ!
もう一度元気になってくれるんだ!
その日から、私は毎日、まぐろのお刺身を買い、ラッキーに与えました。
ラッキーも、1パック全ては食べられない時もありましたが、毎日、少しづつでも食べてくれるようになりました。
喜んで病院に行ったのですが、ラッキーの体重が3キロを切るほど減っていることを指摘されました。
お刺身だけでは十分ではない、お刺身をあげても良いけど、プラス強制食餌も続けるよう指示されました。
更に、しばらくすると、まぐろには見向きもしなくなり(涙)....
飽きたのかも、と、かんぱちだの、カツオだの、生シラスだの、白身だの、何だのかんだの、と祈るような気持ちで買ってきては与えてみました。
刺身+強制食餌+点滴!
こんな生活をほぼ4ヶ月ほど続けました。

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2012年11月27日 (火)

ラッキーの看病記1

皆さん、こんにちは。ラッキーのママです。

お星様になってしまったラッキーの最後の数ヶ月について、まとめていこうと思っています。
ラッキーが体調を崩したのは5月20日前後。
とにかく食べられなくなってしまったのです。
そして、とにかくオシッコの量が多い!!!
これまでの2倍、3倍のオシッコ、といっても大げさではないくらいの量。
そして、グッタリとしているのです。
いつもの獣医さんに行って診てもらうと、’脱水’がひどいと言われ点滴。毎日のように点滴をお願いしました。
でも、こんな状態なのに血液検査の結果は別段問題ない、と。
点滴も続け、血液検査の結果も良好。これで食欲が戻らないって????と、獣医さんも頭をひねる状態。
そこでネットで見つけた猫の専門医の先生のところに駆け込むことに。
再度の血液検査にプラスして、エコーやレントゲン検査をするため、そのまま入院となりました。
検査結果を聞きに行くと、
「とっても珍しい。このような腎臓はじめてです。」
と言われ見せられた画像は、腎臓の内部に異常がみられるもの。通常の猫ちゃんの腎不全は、腎臓の外側の細胞から破壊されていく、とのこと。ラッキーの場合、外側は正常(だから血液検査の結果は異常なし)。内側だけ壊れた状態でした。
専門医をもってしても「珍しい」と言われるくらいですから、原因も治療方法も不明で、とりあえず、体に水分と栄養分を入れましょう、ということでラッキーをしばらく病院で預かっていただくことにしました。
面会に行くと、ラッキーは本当に元気がない状態で....細い前腕にはチューブが通されているし。
私のこともわからない感じ。行っても全然喜んでくれない。というか反応がない。
どうしちゃったの、ラッキー?
先生に、
「この調子だと、6月までもつかどうかわかりません。」
と言われた時、家に連れ帰ることを決めました。
病院で死なせたくない、
家のラッキーが好きな場所で見送ってあげたい....
先生にそれを伝えると、すぐに納得してくださり、家での点滴の仕方などを教えてくださいました。
その日のうちに、ラッキーは家に戻りました。
ケージから出たラッキーは、ちょっと嬉しそうに見えました。
入院生活自体がいかに彼にとってストレスフルであったか。
人間だってそうですもんね。動物だったら尚更不安で辛かったことでしょう。
「もう、入院させないよ。」
私はラッキーに約束しました。

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2012年11月24日 (土)

ありがとうございます!

昨日からたくさんのメッセージをいただいています。

本当にありがとうございます。
ラッキーのためにお花を送ってくださったり、ラッキーにラブレターくださった方もいて(ちゃんとお棺に入れましたよ〜)、ラッキーは多くの人に愛されていたんだね〜、と、夫共々喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身、このブログを通じて、多くの方にずっとずっと励ましてきていただきました。
貴重なアドバイスもたくさんいただきました。
心から感謝しています。
皆さんには直接何のお礼もできませんが、これからも何らの形で動物保護活動に携わっていきたいと思っています。その活動を私からの皆さんへの感謝の証として見ていただけたらありがたいです。
また、私自身の気持ちを整理するために、ラッキーとの最後の時間をこのブログに書いていきたいと思います。昏睡状態のラッキーを見ながら、同じ経験をした人のお話を知りたい、と心から思いました。もしかしたら私の今回の体験談がいつの日か、どなたかのお役に立ったら幸いです。
昨日も今日も、家中いたるところでラッキーの匂いがしています。
彼の一部はまだ我が家をうろうろしてくれているのかもしれません。
同時に、一部は昔の飼い主さんのところにいるんだろうなあ、と思っています。彼を捨てた人ですが、ラッキーの人なつっこさ、ラッキーの優しさに触れる度に、
「ラッキーはずっと愛されてきたんだね。だから、人間を信じることができるんだね。」
と、思わずにいられなかったからです。
よほどの理由だったのでしょう。
こんな良い子を捨てるのだから。
ひょっとしたら天国で、その方と再会しているかもしれませんね。
もう、ラッキーのこと、手放さないでくださいね。
ずっと一緒にいてあげてくださいね。
そんなこと思いながら、片付けをしています。
少しばかりですが、缶詰やドライフード(高齢猫用)、’にゃんとも清潔トイレ’のチップとシートがあります。どなたかご入用でしたらまとめてお送りしますよ〜。
缶詰は安いものですが、なぜかラッキーが好んで食べたものです。

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2012年11月23日 (金)

ラッキー、お星様になりました。

11月23日朝の4時頃、ぼく、ラッキーはお星様になることにした。

ぼくがこの家の一員になったのが、2010年11月22日。ちょうど2年って、良いタイミングでしょ?
昨日は終日だるくって、ぼくは目を開けることも面倒くさかったんだけど、そんなぼくにママは一生懸命、ぼくのことを本当に愛してる、我が家に来てくれてありがとう、きっとまた会えるからね、とお話していた。
わかっているよ。ぼくはなんたって、聞き分けの良い猫なんだから。
お星様になったぼくのこと、心配しないでね。ぼく、本当にラクになれたんだよ。もう、頑張らなくっていいんだもの。ちょっと静かに過ごしてみるよ。
それから、千の風にもなって、このブログにコメント残して、ぼくやママを励まし続けてくれた皆さんのところにお礼に行きたいな〜。
皆さん、本当にありがとうございました。
ママはね、ぼくの最後の時間のことを、ここでまた書きたいと思っているんだって。よかったらまたここに立ち寄ってあげてね。

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2012年9月 3日 (月)

ラッキー、夏を乗り切りました!

あっという間に9月になってしまいました。

今年も猛暑でしたね〜。

でも、我がラッキー君、やせっぽっちの体でこの夏を乗り切ってくれましたよ!!!

「元気にやっています。」

とは言えませんが、日々の点滴と強制食餌、そして、ラッキー自身の気まぐれ食欲で何とか頑張っています。体重はまたもや減ってしまいましたが、まだまだママはあきらめずにいますよ〜。
マグロやカツオ、カンパチのお刺身、焼きイワシ、などなどをほぐしては食べさせています。
先日、珍しく近所のスーパーに生シラスがあったのでラッキーに与えてみると、あっという間に1パック完食。目新しいものが欲しいのかな?

最近、お水も自分で飲んでくれるようになりました。これまで、全然飲まなかったんですけどね。

残暑も厳しいですが、ラッキー君はもうちょっと頑張ってくれそうです。


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久しぶりにリビングに出て来て、お転婆娘の挨拶を受けるラッキー。


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2012年7月27日 (金)

ラッキー、引き続き頑張っています!

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皆様、こんにちは。
ご無沙汰しております。

ラッキー、引き続き頑張っております。

一時期体重は3キロを切りましたが、強制食餌と、そして、ラッキー本人が少しずつですが毎日毎日何かを口にするようになり、3キロに戻ったところです。本来、5キロ以上あっても良いような体格なんで、まだまだやせっぽっちですが、それでも頑張っています。

先生も、「本当に少しずつだけど、良くなっているようですね。」と言ってくれています。
目力の強さについては、太鼓判いただいているんですよ。

私の生活の中に、
1日2度の点滴。
食事の管理。
薬を飲ませて、
トイレのチェック
などなど、ラッキーの世話が組み込まれ、そしてこのリズムにすっかり慣れたところです。

そうそう、トイレといえば、オシッコの量が減ったんです。腎臓の調子がちょっとだけ戻ったのかな?

皆様、いつも温かい応援ありがとうございます!


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2012年6月25日 (月)

ラッキー、その後

皆さん、こんにちは。
いつもラッキーにあたたかな愛を送ってくださりありがとうございます。

ラッキー、相変わらずです。

マグロを食べるようになって、その後、スープじたてのキャットフードをちょっと食べるようになって。というか、スープ部分をなめています。
食は日に日に細くなっています。強制食餌も交えながら、健康管理している状態です。

点滴も続けて、お薬も飲み続けています。

トイレに行く以外は、ほとんど動かなくなりましたが、それでもベッドの上で良い顔をして、力強い目をして私を見てくれています。

オシッコの量がとっても多いです。栄養分入れても、すぐに出ていってしまったいるようです。

一度、発作を起こしました。癲癇みたいな感じで。
「あ〜、もう終わりかも。」と思ったのですが、1分くらいでおさまって、私の腕の中で休んでくれました。先生によると、’脳’に何かあるかも、と。でも、ちゃんと調べるには、全身麻酔かけないといけないし、何か見つかったとしても治療のしようがない、ということで、そのままにしています。

ちょうど1ヶ月前には、「6月までもたないかも。」と先生に言われたラッキーでしたが、今でもどうにか頑張ってくれています。
我が家に来たその時から、強靭な生命力を見せつけてくれています。


皆さんには、たくさんの声援とアドバイスをいただき、心から感謝しています。
ラッキー、今でも頑張っていますので、まだまだよろしくお願いいたします。


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2012年6月11日 (月)

ラッキー、復活!?!

皆様、ご心配おかけしております。
そして、たくさんの愛とアドバイスをありがとうございますheart01

ラッキー、木曜に獣医さんに行きました。体重の減少も50gでとどまり、先生も「元気な顔しているよね〜。」とおっしゃる程、目に力を帯びていました。
そして、その日から流動食の強制食餌を開始していました。それまでは液体ご飯を注射器で食べさせていたのですが。そして、同じく木曜から食欲増進剤の服用も始めました。

すると、なんと金曜に、

ラッキー、マグロを食べました!

小さくちぎって鼻先に持っていってあげると、ぱくぱくぱくぱくと食べました!

なんと、1パックまるまる

1ピースじゃないですよ。1パックまるまる。結構分厚い切り身が5枚入っていたのですが、まるまるまるまる食べました!

しかも、「特選高級まぐろ」(笑)。
遊びに来た友人が、「ラッキー、いいなあ。いいもの食べているなあ。」と(笑)。

それから、土曜・日曜と、やはりマグロの切り身だけ食べてくれていました。今朝も、食べました。
「特選高級まぐろ」

キャットフードにはまだまだ興味がなさそうですが、何でもいいのよ、食べてくれたら(涙)。


その後、多少は動き回るようになり、自分から私のそばに歩いてくるまでになりました。ゆっくりゆっくりですけどね。

ラッキー、復活の兆しです!!!

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アメリカ出張から帰って来たパパと久しぶりにあったよ。
パパが旅立つ前から比べると、ぼくがずいぶん元気になった、って、パパ喜んでいたよ。

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2012年6月 3日 (日)

ぼく、人気者?

ぼくが不調だってことママが日記に書いたら、たくさんの人がお見舞いのメッセージをくれたよ。ありがとうございます!

病院から戻ってきたぼくはね、ママに点滴っていうのを毎日されているよ。背中にチックンとされちゃうの。ママ、優しくしてね、っていつもぼくは心の中で祈っているんだよ。

それとね、ママに無理矢理お口に何か入れられるの。ぼくが自分でご飯食べないものだから、その代わりなんだって。これが美味しくないんだよね。
だからといってもね、今は大好物のマグロでさえも食べたくないんだよね〜。
ぼくどうしちゃったのかな?

それにしても我が家はいいね。
チビ犬さんと妹ワンコちゃんは相変わらずうるさいけどね。今は、ぼくの部屋に来られないようにされているけど、声だけはしょっちゅう聞こえるよ。

大好きなベッドで寝られるのが良いよね。
それとね、ぼく、どんなに具合が悪くても、トイレとか失敗していないんだよ。えらいでしょ?

疲れたからぼく寝るね。ここからはママにバトンタッチだよ。

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退院してきた直後のラッキーです。

すっかりやせてしまいましたが、目に力があると思うのは、親ばかでしょうか?

さて、メールで何人かの方にご質問いただきましたラッキーの腎臓の異常について、ですが、これを詳しく知ろうと思ったら、全身麻酔をした上で、この異常部分の組織を摘出して調べる必要があるそうです。ラッキーの年と状態を考えたら、もちろんそんなことできません。
だから、腎臓の異常はわからないのです。腫瘍ではないだろう、とのこと。毒素(毒性のあるものを昔食べていた可能性もある?)か、老化か....
つまり、原因がわからないので、これといった治療方法もわからない、という状態なのです。

先生も私も、抗生物質やステロイドが効いてくれることを祈りながら、ラッキーの面倒を見ている状態です。


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2012年5月31日 (木)

ラッキー入院、そして退院

食欲がなく、脱水症状を起こしていたラッキー。
獣医さんで何度か点滴をしてもらいましたが、改善が見られませんでした。
そこで、猫専門医の先生のところに連れて行き、尿検査、レントゲンからエコーなど一通りの検査をお願いしました。

結果、ラッキーの腎臓に異常が見られました。
といっても、よくある猫ちゃんの腎不全とは全く違う問題なんだそうです。(だから血液検査の結果が良好だったようです。)猫ちゃんの腎不全は、腎臓の外側がダメージを受けるらしいのですが、ラッキーの場合は内側に異常が見られました。腎臓の内側は、尿の濃度をコントロールするところなんだそうです。ここが機能していないので、栄養分などが全てオシッコとなって外に出てしまうんだとか。
先生が、「とっても珍しいケースです。」とおっしゃっていました。
また、膵炎をも併発している可能性が高い、と。
2つが重なって、今、絶不調状態にいるんだろうと。

そこで、その検査の直後から入院となりました。
24時間体制で、血管への点滴と、抗生物質、ステロイドなどを投与していただき、注射で流動食を与えていただきました。

毎日毎日会いに行きましたが、ラッキーはいつもうつろな感じで、本当にだるそうに寝ているばかり。
点滴のおかげで、脱水症状だけは改善されましたが。

5日間の入院生活を経て、ラッキーを今日我が家に連れ帰りました。
先生とも相談して、通院しながら治療を続け、かつ私が家で注射で流動食を与え、点滴もやってあげる予定です。
久しぶりの我が家でラッキーもちょっと嬉しかったのか、5日ぶりに声を聞かせてくれました。そして、私のところに、よたよたとしながらも歩いて来てくれました。
今も私のすぐそばで眠っています。ラッキーお気に入りの場所です。

どうなってしまうかわかりませんが、私もやれるだけのことをやって行こうと思っています。
頑張れ、ラッキー!
でも、頑張り過ぎなくてもいいんだよ、ラッキー!

そうそう、猫専門医の先生のお見立てによると、ラッキーは、15〜18才だろう、とのこと。
ご長寿ですよ、と言われました。

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